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ビタミンEについて

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ビタミンEは,ビタミンのうち脂溶性ビタミンに区分されるビタミンです。ビタミンEには,「組織の老化を抑制する」大きな働きがあります。「シミ」や「しわ」を防ぐだけでなく,「血管などの動脈硬化」を防ぐ働きもあり,若々しさを保つ役割があります。これらの働きはビタミンEに強い抗酸化力があるため細胞幕の酸化を防ぐ機能があるためです。「美容」や「若返り」には頼もしいビタミンです。なお,ビタミンAビタミンCにも抗酸化力があり,ビタミンEが抗酸化力を失うと,ビタミンCがそれを補う仕組みとなっています。「ビタミンC」も「ビタミンE」も「美容」に効果的なビタミンですが,「ビタミンC」水溶性ビタミンであるので,毎日の摂取が必要ですが,「ビタミンE」は脂溶性ビタミンなので体内に蓄積しやすい傾向があります。

ビタミンEの種類

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ビタミンEには,8種類の物質が含まれています。トコフェロール(α,β,γ,σ)とトコトリエール(α,β,γ,σ)の8種類です。ただし,食物から摂取されるビタミンEは「α-トコフェロール」と「γ-トコフェロール」のみで,人間の体内で活用されるビタミンEは,「α-トコフェロール」を100とすると,「β-トコフェロール」が40,「γ-トコフェロール」が10,「σ-トコフェロール」が1,体内で活用されるビタミンEの大部分が「α-トコフェロール」です。このため,一般的に食事成分表を用いてビタミンEの栄養計算を行う場合は,「α-トコフェロール」の数値を用いています。

ビタミンEが不足すると

ビタミンEは,抗酸化力を持っています。通常であれば赤血球の膜が酸化して壊れやすくなるのを防いでいるのですが,このビタミンEが欠乏すると,赤血球が本来の寿命よりも早く壊れてしまい「溶血性貧血」という症状を引き起こしやすくなります(特に未熟児に多い傾向があります)。また,ビタミンEが不足すると卵巣の機能が低下し,いわゆる不妊作用があるといわれています。ただし,通常の食事摂取では欠乏症や過剰症をきたす心配は無いので,バランスよく摂取する様にしましょう。一般的な成人女性の摂取量目安は6.0mg/日ですが,妊婦や授乳婦は6.5mg/日〜7.0mg/日となっています。

ビタミンEを多く含んだ食材

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ビタミンEは,野菜類,魚介類,種実類,油脂類,豆類等,様々な食品から摂取することができます。特にビタミンEを多く含む食品としては「ひまわり油」,「アーモンド」,「モロヘイヤ」,「西洋かぼちゃ」等です。ただし,「ひまわり油」,「アーモンド」は油脂分を多く含んでいますので,バランスよく摂取する様にしましょう。