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ビタミンD

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ビタミンDは,ビタミンのうち脂溶性ビタミンに区分されるビタミンです。ビタミンDは「カルシウムの代謝」に大きな役割をはたしています。ビタミンDは消化管からのカルシウムの吸収促進,カルシウム代謝,骨代謝に大きく関わっています。ビタミンDの特徴は食物から摂取するのみならず,皮膚で合成できることです。食物から摂取されたビタミンDおよび皮膚にて合成されたビタミンDともに,肝臓から,血中を介し得て腎臓へ運ばれます。この一連の流れの中でビタミンDは「カルシウムの腸管からの吸収を助けたり」,「骨への沈着をサポートする役割を果たしたり」,「血中のカルシウム濃度を調整する」役割を果たしています。

人間の骨はカルシウムの貯蔵庫です。骨の細胞はコラーゲンなどのタンパク質を分泌し,分泌したタンパク質に埋まりこみ,カルシウム化合物と沈着化し石灰化し,骨を形成していきます。この骨の石灰化の際に,ビタミンDが活躍するのです。

ビタミンDが不足すると

このように,ビタミンDは骨の石灰化に重要なビタミンです。このため,ビタミンDが不足すると,カルシウムの吸収低下や骨代謝異常が起こる可能性があります。特に小児期は,背中や足などの全身の骨が変形する「くる病」という疾患を発生する可能性があります。「くる病」は,乳幼児期に発生する可能性が多く,ビタミンDの少ない母乳のみで栄養することや妊婦のビタミンD不足によっても引き起こされる可能性があるので注意が必要です。一般的な成人女性の摂取目安量は,5.5μg/日とされていますが,妊婦や授乳婦は7.0μg/日〜8.0μg/日とされています。

また,ビタミンDの不足で,成人では「骨軟化症」,「骨粗鬆症」のリスクもあり,ビタミンDの過剰摂取は,「高カルシウム血症」,「腎障害」,「軟組織の石灰化」等の症状があります。

ビタミンDが豊富な食品

日本人はビタミンDを主に魚肉から摂取しており,摂取量は全567305体の90%を占めます。ビタミンDを多く含む食品は,「サンマ」,「干ししいたけ」,「シロサケ」ですが,ビタミンDは皮膚でも合成できることから,日光浴を行い適度に紫外線を浴びることでも合成することができます。