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鉄について

鉄の役割について

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鉄はミネラルの中でも,微量ミネラルに属するミネラルです。鉄は,ヘモグロビンの構成成分として,酸素の運搬にかかる役割をしています。同じ鉄にも「①貯蔵鉄」と「②機能鉄」に分類され,「①貯蔵鉄」は肝臓,脾臓,脊髄等に貯蔵もしくは輸送に使われます。「②機能鉄は「酸素運搬・酵素機能」をもち,ヘモグロビン(赤血球)の合成などに使われいます。なお,生体内の約70%が「②機能鉄」として存在しています。よって,鉄が不足するとヘモグロビンの構成成分としての酸素の運搬に関わるので,欠乏すると「鉄欠乏性貧血」がおこります。

ヘム鉄と非ヘム鉄

鉄はヘム鉄と非ヘム鉄にわかれます。ヘム鉄は元素記号で表すと(Fe2+),で非ヘム鉄は(Fe3+)です。このヘム鉄と非テム鉄は,含まれる食品が異なります。ヘム鉄については,動物性食品(肉類,魚介類)等に多く含まれ,非ヘム鉄については植物性食品(一般的な植物性食品や,卵,海藻)等に多く含まれています。

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ヘム鉄は2価鉄を多く含んでおり,非ヘム鉄については,3価鉄を多くふくんでいます。人間の体は基本的に2価鉄(ヘム鉄)しか吸収しません。

それでは,食事から摂取した三価鉄(非ヘム鉄)はどのように吸収されるのでしょうか。三価鉄(非ヘム鉄)は,ビタミンC,タンパク質,アミノ酸)と同時に摂取すると,三価鉄(非ヘム鉄)から2価鉄(ヘム鉄)に変化し,鉄の吸収率がよくなります。一方,「フィチン酸」,「タンニン」,「シュウ酸」などと,三価鉄(非ヘム鉄)を吸収すると吸収率が下がってしまいます

鉄分が多く含まれるもの

鉄分が豊富に含まれる食品は,動物性食品では(肝臓,牛ヒレ,肉),魚介類では(あさり,さば,ひじき),野菜類では(こまつな,ほうれん草),豆類(がんもどき,豆乳)などです。植物性食品は非ヘム鉄が多いのでビタミンCタンパク質,アミノ酸等と一緒に摂取するよう気をつけましょう。
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